VOICE お客様の声

ふじやま耳鼻咽喉科
院長 藤山 大祐先生
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クリニックの特徴を教えてください

浦上駅に直結したビル内にある耳鼻咽喉科クリニックです。JR・バス・路面電車でのアクセスが良く、ココウォークやスタジアムシティなどの商業施設も近いため、お買い物やお出かけのついでに気軽に立ち寄れる便利な場所にあります。

院内は緑を基調とし、ロゴには藤の花をイメージした紫を取り入れることで、落ち着いた雰囲気を大切にしました。明るい診察室で、患者さんがリラックスして受診できる空間づくりを心がけています。

当クリニックでは、患者さん一人ひとりに寄り添い、それぞれに合った最適な医療を提供することを大切にしています。お子さんの中耳炎の治療・予防を通じた将来の難聴予防、補聴器の装用による認知症・フレイル予防、アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎の治療に力を入れています。また、より詳しい検査や高度な治療が必要な場合は、専門医療機関と連携し、スムーズなご紹介ができる体制を整えています。

さらに、めまいの専門の先生のもとで診療経験を積んできたことから、耳鼻咽喉科の一分野として、めまいに関する適切な診断・治療を行い、患者さんの不安を少しでも軽減できるよう努めてまいります。

これまで、長崎大学病院や原爆病院などで20年以上にわたり診療や手術に携わってきました。その豊富な経験を生かし、最新の医療情報をもとに、一人ひとりに適した治療を提供していきます。また、予約や会計システムも導入し、患者さんの待ち時間をできるだけ短縮できるよう工夫しています。

ご開業のきっかけは?

勤務医として長年、手術や腫瘍の診療に携わってきましたが、次のステップとして「新しいことに挑戦したい」という思いが芽生えました。勤務医と開業医では求められる役割が大きく異なります。これまでの経験を生かしつつ、病院のマネジメントにも関わることで、より広い視野を持って医療に貢献できるのではないかと考えるようになりました。

また、勤務医時代に開業医の先生方と連携する中で、「こうした部分をもっとうまくできたら」と感じることがありました。自分が開業することで、開業医という立場から役割を果たし、地域の医療を充実させることができるのではないか——そうした思いが、開業を決意する大きなきっかけとなりました。

実際に開業を考え始めたのは5年ほど前からです。じっくりと準備を重ね、現在に至ります。

山下医科器械を知ったきっかけは?

大学時代から山下医科器械さんの存在は知っていました。当時から病院への出入りがあり、長崎大学病院や原爆病院でもお世話になってきたため、身近な存在でした。特に耳鼻科系の医療機器に強いという印象があり、勤務医時代も何十年と関わりがありました。

今回の開業にあたっては、いろんなご縁があり、改めて山下医科器械さんに相談させていただくことになりました。長年の実績と専門性の高さから、安心してお願いできると感じています。

山下医科器械に依頼していただいてよかった点はありますか?

開業にあたり、分からないことも多かったのですが、佐久間さんがとても丁寧にサポートしてくださいました。こちらが気づいていない点までしっかりと教えていただき、大変助かりました。

また、必要な情報を的確に提供してくださるので、スムーズに準備を進めることができました。機器の選定はもちろん、それ以外の細かい部分まで対応していただき、安心してお任せできたと感じています。

ご開業までの過程で印象に残っていることはありますか?

やはり「場所選び」が一番大変でした。地元で開業したいという気持ちもあったのですが、さまざまな兼ね合いがあり、最終的には原爆病院に勤務していた頃の近くに決めました。周辺の競合状況や、人の流れが増えてきている街の発展性も考慮しました。スタジアムの建設などもあり、今後の環境の変化も期待できるエリアだと感じています。

また、年齢を重ねてからの開業ということもあり、金額面での制限やコストを抑える工夫が必要でした。勤務先との関係や、物件オーナーとの交渉など、時間がかかる場面もありましたが、試行錯誤しながら何とか乗り越えることができました。

今後の目標などはありますか?

地域に根付いた耳鼻科のかかりつけ医として、多くの患者さんに信頼されるクリニックを目指しています。まずは地域の皆さまに知っていただき、安心して受診してもらえるような環境を整えていきたいです。

また、今後診療を続けていく中で、ニーズがあれば嚥下障害のある患者さんへの往診や在宅医療にも対応していければと考えています。嚥下の問題を抱える方の中には外出が難しい方も多く、そういった方々のサポートができる体制を整えることも重要だと感じています。地域のニーズを見極めながら、必要とされる医療を提供していきたいと思います。

最後にこれからご開業を考えている方に一言お願いします

開業を考えている方には、できるだけ「時間に余裕を持つこと」をおすすめします。私自身、準備期間中は慌ただしく、他の開業医の先生の見学にも行けませんでした。もっと時間があれば、さまざまな事例を参考にしながら、より熟考した選択ができたかもしれません。

また、開業には思っている以上にコストがかかります。特に建築コストは年々上がっており、資金計画とコスト管理は非常に重要です。何を優先し、どこを削るかの「取捨選択」をしっかり行うことが、後悔しない開業につながると思います。

さらに、開業準備中は打ち合わせのスケジュール調整や物理的な移動時間の問題もあり、時間的な余裕が削られる場面が多々ありました。準備を進める中で、想定外のことも起こりますので、できるだけ早め早めに計画を立て、余裕を持って取り組むことをおすすめします。

担当プランナーより

藤山院長先生とは20237月に最初にお会いしてからご開業までの19ヶ月のお付き合いをさせていただきました。当時、藤山院長先生は、諫早の地元でご開業を考えておられましたが、長崎市内でスタジアムシティの建設やココウォ-クに近い立地の良い場所に、医療モ-ルの建設の話がありましたので、そちらでのご開業を前向きにご検討されることになりました。

藤山院長先生は長時間の手術や多忙な毎日でお時間もなかなか取れない日々もありましたが、何とかお時間を割いて私たちとのご面談のお時間を取ってくださいました。

ご面談の際もいつも私たちにお気遣いをされていて、大変礼儀ただしくて優しくて素晴らしい先生だと印象に残っております。

藤山院長先生はお話を進めていく中でも、いつも私どもの考えや意見を真摯にお聞きになり、また先生自ら信念を持って、方向性や考えや意見をきちんと丁寧に、はっきりと分かりやすくお話ししてくださいましたので、私たちも安心してここまでスム-ズにお話を進めることが出来ました。

藤山院長先生は、患者さん一人ひとりに寄り添い、それぞれに合った最適な医療を提供することを大切にされていて、勤務医時代に思っておられた開業医の先生方と連携をもっとうまくできたらとの思いを、自分が開業することで、開業医という立場から役割を果たし、地域の医療を充実させることができるのではないかとのそうした思いを理念に掲げられて、地域に根付いた耳鼻科のかかりつけ医として、多くの患者さんに信頼されるクリニックを目指されて、安心して受診してもらえるような環境を整えていかれるとのことで、しっかりとしたコンセプトを持っていること、またそれらを実行に導くための理念を掲げておられることで、そのお考えは本当に素晴らしくご立派で感動を受けことを今でも私の中では印象深く残っています。

これからのふじやま耳鼻咽喉科様のご繁栄とご活躍をお祈り申し上げます

山下医科器械(株) 開業支援事業部 佐久間